退団となってもリスペクトは変わらない

決して派手なプレイスタイルというわけではない。しかし、この男は2013年夏の加入からいつもチェルシーの攻撃陣に欠かせぬ存在としてひたむきにプレイを続けている。31歳FWウィリアンのことだ。

今季限りで現行契約が満了を迎えるため、ここのところは退団の噂も浮上している同選手。先日は2019-20シーズン終了までの短期契約延長にサインしたことがクラブから発表されたものの、次の移籍市場における去就はいまだ不透明だ。

今季公式戦38試合に出場している背番号10を失えば、チェルシーにとっては間違いなく痛手。すでに31歳を迎えてこそいるが、いまだに彼はチームの重要な戦力と言えるだろう。フランク・ランパード監督もこれまでチェルシーのために奮闘し続けてきたベテランFWの貢献度にはかなり感謝している様子だ。

「私はウィリアンのことをよく理解している。彼とは一緒にプレイしたこともあるからね。今季はそんな彼の全てをピッチで見ることができたと思う。球離れもいいし、ボール捌きはまるで1つの芸術作品のようだったよ。アストン・ヴィラ戦でもそれは出ていたね。だから私が思う限り、チェルシーのファンは彼のことを本当にリスペクトしていると思う。クラブに関わるすべての人がウィリアンの価値を理解しているんだ。シーズン終了後に何が起こったとしても、彼がこのクラブで素晴らしかったことに変わりはない」

「若い選手たちからもリスペクトされているという点で、ウィリアンは信じられないほどだった。どれだけハイレベルな試合でも彼は自分を持ってプレイできるのさ。本当に素晴らしいキャラクターを備えていると思う。彼の内面を参考にする若手がいるのも頷けるね。彼は決して派手な選手ではないが、模範的にハードワークしてくれる。今季彼がチームにいてくれたにとても感謝しているよ」

ランパード監督がウィリアンに関してこのように述べたことを英『fottball.london』が伝えている。先のことはまだ分からないが、たとえ来季チェルシーを離れることとなっても彼へのリスペクトを欠かさないでほしい。指揮官にはそんな思いがあるようだ。

チェルシーのために長くプレイを続けてきたウィリアン。はたして来季、彼はどこでプレイすることとなるのだろうか。ベテランFWの去就に注目が集まる。