本格コンバート1年目で大成長

この1年で“世界最高の左サイドバック”争いに殴り込みをかけた19歳がいる。ここまで聞けば、多くの人がバイエルン・ミュンヘンに彗星の如く現れたアルフォンソ・デイビスを思い浮かべることができるだろう。チーム事情で今季途中にアタッカーから同ポジションにコンバートした彼は、瞬く間に世界トップレベルの評価を獲得するまでの選手に成長している。

持ち味のスピードを活かした果敢なオーバーラップを武器にバイエルンの左サイドを支配している同選手。現地時間19日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝のリヨン戦でこそ裏を取られるシーンも目立ったが、コンバート当初と比べて守備力も向上している。まだ荒削りな面も残っているとはいえ、彼は今後さらに洗練された姿を見せてくれるはず。多くの人がそう思っているはずだ。

そんな若者のさらなる成長に期待するのは、なにもファンだけではない。ブンデスリーガ公式サイトによると、近くでその進化を見守るバイエルンDFジェローム・ボアテングもデイビスの未来には大きな可能性を感じているようだ。

「バルセロナ戦でのアシストは凄いの一言に尽きるね。あれは間違いなくワールドクラスだった。彼のような才能を持った選手は滅多にいない。そして、それに浮かれることなく、彼は今でも地に足をつけてプレイしているんだ。デイビスの成長を見守るのは僕にとっても喜びだ。まだまだたくさんの可能性を秘めていると感じるね。もっと期待をかけていい。彼はこれからもさらに良くなっていくはずだ」

過去にも左SBとしてプレイしていた経験はあるものの、本格コンバート1年目で誰もが驚く急速な進化を遂げたデイビス。はたして、この19歳は今後のキャリアで一体どこまで偉大な選手となっていくのだろうか。北米産の爆速SBの進化は止まらない。