届かなかったあと1勝の祈り

全てはチャンピオンズリーグ制覇のため。パリ・サンジェルマンはその目標を達成するために全てをかけてきた。

そしてついに、今季そのチャンスを手に入れることができた。スーパースター軍団となって欧州の頂点にリーチをかけたのだ。

ところが、その夢はバイエルンに阻まれてしまった。スペイン『MARCA』によると、パリが2011年以降補強に費やしてきた金額は約12億ユーロに達するという。

DFチアゴ・シウバ(4200万ユーロ)、FWルーカス・モウラ(4000万ユーロ)、MFハビエル・パストーレ(4200万ユーロ)、DFダビド・ルイス(4950万ユーロ)など、毎年のように大物を補強。

もちろん現エースのネイマール(2億2200万ユーロ)、キリアン・ムバッペ(1億4500万ユーロ)の2人も忘れてはならない。クレイジーとも言える金額を費やし、がむしゃらに欧州の頂点を目指してきたのだ。

フランス国内を支配することには成功した。おそらくは今後もしばらくパリによるフランス支配は続くだろう。

問題は欧州制覇だ。21世紀に入ってからフランスのクラブがチャンピオンズリーグを制覇したことはない。今季はそのチャンスだったが、やはりバイエルンは強かった。

決勝トーナメント1回戦でドルトムント、ベスト8でアタランタ、ベスト4でライプツィヒと、パリは曲者たちを撃破してファイナルまで駒を進めてきた。

ただ、彼らは優勝候補と呼べる相手ではない。やはり欧州を制するにはバイエルンのような欧州五大リーグの巨人たちを崩さなくてはならない。

また来季から欧州制覇の目標へ1から積み上げていくことになるが、その悲願が叶うのはいつのことになるか。