直接ジェコに役割や重要性を説明

今夏の移籍市場でセンターフォワード(CFW)の補強を画策していると噂のユヴェントスだが、ローマのエースストライカーの引き抜きに本腰を入れ始めたのかもしれない。

わずか1年でマウリツィオ・サッリ体制に終止符を打ち、新指揮官にクラブに帰還したばかりのアンドレア・ピルロを抜擢したユヴェントス。現役時代にレジスタとして4度のスクデット獲得などに貢献し、クラブを絶対王者へと押し上げた偉大なOBということもあり、期待に胸を膨らませているファンも少なくないだろう。ただ、ピルロはこれまで監督経験がなく、その点を不安視する声も。そのため、開幕前からこれまで以上にチームの動向に注目が集まっている。

そんな中、先日行われた記者会見でピルロ新監督が、ゴンサロ・イグアインに対して戦力外通告を行ったことを明言し、大きな話題を呼んだ。この発言を受けて、気になるのがイグアインの代役だ。現在、イタリアではローマの攻撃を牽引し、2016-17シーズンにはセリエA得点王にも輝いたエディン・ジェコの獲得や、クラブの下部組織で育ち、昨夏にエヴァートンへ移籍したモイーズ・キーンの復帰などが噂されている。どうやらピルロ新監督は前者の方を優先に考えているようだ。

伊『Corriere dello Sport』や『LA STAMPA』など複数のメディアによると、ピルロ新監督はジェコを説得するために、直々に電話をかけたとのこと。そこで、ユヴェントスでの役割や重要性を説明したという。また、同メディアらは、ピルロ新監督が採用しようとしているフォーメーションとして、CFWにジェコを置き、両翼にクリスティアーノ・ロナウドとディバラを配置する[3-4-3]や、ジェコとロナウドの2トップに加え、トップ下にディバラを使う[3-4-1-2]などを予想している。

いずれにせよ、スコアラーとしてだけでなく、ポストプレイもできるジェコの存在は、基本的に前線で自由に動くロナウドとディバラがいるチームでは貴重だ。ピルロ新体制下でキーマンとなりそうだが、はたしてユヴェントスは同選手を獲得することができるのか。