CLで与えた衝撃

最近はパワーとスピードの両方を併せ持つセンターバックが世界の主流となってきているが、マンチェスター・ユナイテッドにもその特性を持つDFがいる。

20日に行われたパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節にて見事なパフォーマンスを披露した22歳のDFアクセル・トゥアンゼベだ。

183cmと決してサイズがあるわけではないが、トゥアンゼベはとにかく身体能力が高い。自慢のスピードで広範囲のスペースをカバーすることができ、今回のパリ・サンジェルマン戦ではそのスピードが大ヒット。FWキリアン・ムバッペとのスピード勝負を制する場面もあり、マンUサポーターに衝撃を与えることになった。

パス成功率も87.5%と安定し、クリア回数もチームトップの7回を記録(WhoScoredより)。英『BT Sport』にてクラブOBのオーウェン・ハーグリーブス氏は「彼は身体能力に優れ、判断もいい。ムバッペとネイマールにも動揺しなかった」と称えているが、トゥアンゼベはいつの間にかチャンピオンズリーグでも戦えるレベルのDFとなっていた。

今季もマンUはハリー・マグワイア、ヴィクトル・リンデロフの2人をセンターバックのファーストチョイスに据えてシーズンをスタートさせたが、2人のパフォーマンスは安定していない。トゥアンゼベが一気に序列をひっくり返すことも可能だろう。

「我々はアクセルのクオリティを理解していて、彼はトップレベルのDFだ。彼にとってここ10か月で最初のゲームだったが、今日のパフォーマンスでクオリティを証明した」

指揮官オーレ・グンナー・スールシャールもこう語っており、1試合で評価は大きく変わったような印象がある。身体能力の高いDFはマンUが求めていたタイプのはずだが、トゥアンゼベこそ答えなのか。