17歳時点での活躍ならメッシを超える

本当にこれで17歳なのだろうか。バルセロナFWアンス・ファティの勢いが止まらない。

今季ここまで5試合に出場して4得点2アシストの成績を残しており、通算するとバルセロナでは昨季から38試合に出場して12得点3アシストと見事なパフォーマンスだ。

バルセロナのカンテラ(下部組織)から上がってきたことを考えても、やはりファティをリオネル・メッシの後継者に据えるべきだろう。

他クラブから高額な移籍金でメッシの後継者候補を引っ張ってくる手もあるが、このままファティにその役割を任せた方がいいと考えているサポーターは多いはず。

もちろん17歳のファティに過度な期待をかけすぎるべきではないが、ここまでの活躍を考えると期待せずにはいられない。

英『GVE ME SPORT』がファティの活躍に重ねているのは、ボージャン・クルキッチだ。

ボージャンもカンテラで驚異の成績を残し、NEXTメッシ候補として大きな注目を集めた点取り屋だった。

ただ、ボージャンの場合はタイミングが悪かったのかもしれない。現在30歳のボージャンとメッシでは年齢が3つしか変わらず、ボージャンがデビューした2007年からはずっとメッシがチームの主役だった。

ボージャンが主役になるシナリオは存在せず、メッシと世代が近かったのは不運だったのかもしれない。

しかしファティの場合は違う。同メディアもブレイクのタイミングが良いと主張しているが、33歳のメッシには今夏も退団説が浮上した。年齢的に退団の時はそう遠くないうちにやってくる。

ファティにはそこで主役になるチャンスがくるはずで、スムーズな世代交代となるかもしれない。

ここ最近はクラブもやや苦戦しているため、ファティやペドリといった若手を中心にクラブを再建する方向にも舵を切りやすい。ファティがスターになるにはタイミングが揃っているように思えるが、このままバルセロナの象徴となるか。