ようやくプレミアの舞台で活躍する時がきた

昇格組ながらプレミアリーグで10位と善戦しているリーズ・ユナイテッド。チームを引っ張るのは、27歳のFWパトリック・バンフォードだ。

バンフォードは知名度の高い選手とは言えないが、かつてチェルシーに所属していたことをご存知だろうか。2012年にチェルシーと契約を結んでおり、当時はイングランドの世代別代表にも選ばれていた期待の若手ストライカーだった。

しかし、若手がチェルシーで出番を掴むのは簡単ではない。レンタル移籍を繰り返し、次第にサポーターから忘れられていくパターンに陥ることも少なくない。バンフォードもその流れに苦戦してきた選手の1人だ。

ミルトン・キーンズ・ドンズFC、ダービー・カウンティ、ミドルズブラ、クリスタル・パレス、ノリッジ・シティ、バーンリー、再びミドルズブラとレンタルを繰り返し、2018年にリーズへ完全移籍することになった。

MKドンズやダービーは下のカテゴリーに所属しているクラブであり、バンフォードにはプレミアリーグでプレイする機会がなかなか与えられなかった。クリスタル・パレス、ノリッジ・シティ、バーンリーではプレミアの戦いを経験したが、ゴールは奪えず。プレミア初得点を記録したのは、ミドルズブラに所属していた2016-17シーズンのことだ。

気付けば27歳。もう若手とは呼べない年齢になったが、バンフォードはついにブレイクの時を迎えた。リーズでプレミア昇格を勝ち取ると、今季はここまでリーグ戦22試合で12得点5アシストと爆発。かなり遅れてのブレイクだ。

185cmとサイズもあり、今ではEURO2020を戦うイングランド代表メンバー候補と言っても大袈裟ではないだろう。苦労を重ねてたどり着いたプレミアリーグの舞台。ここからがバンフォードの時間だ。