またファイナル進出が見えてきた

またまたMrヨーロッパリーグがベスト4の舞台へやってきた。

Mrヨーロッパリーグと呼ばれているのは、ビジャレアルを指揮するウナイ・エメリだ。スペイン『MARCA』がそう呼んでいるのだが、これも間違いではないだろう。

なぜなら、エメリがヨーロッパリーグのベスト4へ駒を進めるのは通算6回目のことだ。セビージャ時代には大会3連覇を果たし、アーセナルを指揮していた2018-19シーズンにもファイナルへ進んだ。誰よりもヨーロッパリーグを愛し、ヨーロッパリーグに愛された男こそエメリだ。

今季も決して楽な戦いだったわけではない。決勝トーナメント1回戦ではオーストリアの強豪ザルツブルク、2回戦でウクライナのディナモ・キエフ、ベスト8ではクロアチアのディナモ・ザグレブを撃破してきた。

何より凄いのは、これらすべてのカードで全勝しているところにある。決勝トーナメントはホーム&アウェイの2試合行われるが、エメリ率いるビジャレアルはザルツブルク、ディナモ・キエフ、ディナモ・ザグレブを全勝で撃破してきているのだ。

今季の成績はグループステージから11勝1分の負けなし。この安定感は脅威であり、ビジャレアルをファイナルへ導くかもしれない。

その準決勝の相手は、エメリが指揮を執っていたアーセナルだ。実力では互角か、ややアーセナル優位といったところか。しかし、そのギリギリの勝負を制してきたのがMrヨーロッパリーグだ。有利なのはビジャレアルの方かもしれない。

ヨーロッパリーグの予選も含めると、エメリの大会通算成績は97戦63勝21分13敗。誰よりも大会を知り尽くす男がどうアーセナルを攻略してくるのか楽しみだ。