プレミア初年度ながらここまで31試合に出場しているエゼ

まさに中堅といった成績で今季も終えることとなりそうなクリスタル・パレス。それでも2013-14シーズンから毎年残留しているのは安定したチーム力の高さの証明か。名将ロイ・ホジソン体制も4年目となっており、そろそろ上位で活躍するパレスの姿も見たいところだ。そんなパレスに今季から加入したエベレチ・エゼは今後期待できる選手だ。

チャンピオンシップ(2部)のQPRでキャリアをスタートさせたエゼはウィコムへの期限付き移籍を経てクリスタル・パレスに加入。今季は加入初年度でありながらも、ここまで公式戦32試合に出場しており、プレミアでも定位置を掴んでいる。また、イングランド代表の世代別にも選出されている逸材でA代表での活躍も期待されている。

主戦場は主に左サイドハーフとなっているが、トップ下やインサイドハーフ、右サイドでもピッチに立つことのできるユーティリティ性が高い選手だ。

1日に行われたマンチェスター・シティ戦では左のインサイドハーフとして先発したエゼ。

攻撃時には自身の特長である鋭いドリブルでの突破も見せつつ、各方面に顔を出して組み立てを安定させていた。

後半83分には鋭いスルーパスから好機を演出しており、チャンスメイカーとしての片鱗も見せている。データサイト『WhoScored.com』によればこの日チーム最多のキーパス2本を供給しており、前線で相手の脅威となっていた。

また、ボールを持ってない場面でもパスコースを作り出す動き出しなどオフザボール時のフリーランにも意図が感じられるシーンが散見され、非常に賢い選手であることがうかがえる。

まだ22歳と若くこれからに期待できる選手だ。来季は2年目のプレミアとなっており、今以上に活躍するエゼに注目したい。