来季は攻撃陣を救う存在に?

昨今、リヴァプールの得点力不足が深刻だ。2019-20シーズンにプレミアリーグで99得点を挙げた自慢の攻撃力が今季は鳴りを潜め、ここまで同クラブは33試合を終えて55得点しか挙げることができていない。離脱者続出のハプニングこそあったものの、なかなかに寂しい数字と言えるだろう。

しかし、そんなリヴァプールを、来季は伸び盛りのティーンエイジャーが救ってくれるかもしれない。そのティーンエイジャーとは、今季ブラックバーンへとレンタルに出されているFWハーヴェイ・エリオット(18)だ。大きな期待をかけられて2019年夏にフラムから引き抜かれた若者が、武者修行先で絶賛成長中だ。

今季はここまでチャンピオンシップ(英2部)40試合に出場して6ゴール11アシスト。主に右ウイングとして、ブラックバーンの主力に定着しているエリオット。英『Daily Mirror』によると、イングランドの4部相当リーグまででプレイするティーンエイジャーのなかで、彼は最も得点に絡んでいる選手だというのだから驚きだ。データサイト『SofaScore』によると、ほかにもビッグチャンスクリエイト数(14回:リーグ2位)やキーパス数(71本:リーグ6位)でも印象的な数字を残している。

“世界最高の2部リーグ”とも称されるチャンピオンシップで、これだけの結果を残しているのは立派だろう。まだ18歳の選手と侮ることなかれ。来季もこの調子を継続できるようであれば、エリオットはリヴァプールの戦力として間違いなく計算できる選手になることだろう。

「来季リヴァプールのトップチームに挑む準備? 間違いなくできているよ。ブラックバーンでの時間は最高だったね。ここへ来るとき、ユルゲン(・クロップ監督)とも話したよ。彼はブラックバーンで自分の良さを表現してこいと僕に言った。それから、このレンタルは高いレベルでの試合経験を積むために最良の選択なんだとも言ってたね。その経験の甲斐もあって、来季はチームに戻ることができると思っているよ」

「今なら100%の自信を持ってチャレンジできるんじゃないかな。自分が他の選手と違うことや、状況に応じたプレイができることを人々に示したい。そのために一生懸命トレーニングして、チャンスを掴みに行きたいと思っているよ」(英『Daily Mirror』より)

本人もやる気は十分だ。はたして、武者修行先で磨かれた18歳の若者は来季リヴァプールの救世主となれるのか。得点力不足に悩まされるレッズにとって、エリオットは実に頼もしい存在となるかもしれない。