主力が引き抜かれても着実に補強

もはや移籍市場では毎年のように主役級の動きを見せているが、今夏もドイツのライプツィヒは動きが活発だ。

もっともライプツィヒの場合はビッグクラブから主力を引き抜かれることも多いため、望んでいない形で移籍市場の主役になることがある。

今夏もDFダヨ・ウパメカノがバイエルンへ、DFイブラヒマ・コナテがリヴァプールへ向かっており、一気に主力センターバックを2枚も引き抜かれることになった。

しかし、引き抜かれるだけで終わらないのがライプツィヒだ。今冬に成立していたMFハンネス・ヴォルフのボルシアMG完全移籍も含めると、今夏はこの3人で9200万ユーロの移籍金を回収したことになる。それを活かし、すでに新シーズンへ着々と準備を進めているのだ。

新シーズンも王者バイエルンを追いかける

前線ではフランクフルトで昨季リーグ戦28得点を挙げたFWアンドレ・シウバを2300万ユーロで獲得。アンドレ・シウバの実力を考えると、この金額で獲得できたのは大きい。

さらに主力が抜けたセンターバックにはフランスのストラスブールから21歳のモハメド・シマカンを1500万ユーロで獲得。さらにセンターバックと左サイドバックをこなす19歳のクロアチア代表DFヨシュコ・バルディオルも1880万ユーロで獲得。同選手はEURO2020でもクロアチア代表の主力として出場しており、このあたりの目利きはライプツィヒらしい。

前線にはアヤックスから19歳FWブライアン・ブロビーもフリーで迎え入れており、新シーズンも上位争いに顔を出す準備が整いつつある。

また指揮官ユリアン・ナーゲルスマンがバイエルンへ向かったものの、こちらも姉妹クラブのザルツブルクを指揮していたジェシー・マーシュを招聘しており、期待は大きい。

スペイン『MARCA』はこれらの動きからライプツィヒを移籍市場の王と評しているが、これらの動きも慣れたものだ。移籍市場のたびに面白い動きを見せてくれるクラブで、参考にすべきクラブは多いだろう。