ミランとの争奪戦に決着か

どうやら、ACミランと繰り広げていた争奪戦を制して、ユヴェントスはブラジルの新鋭アタッカー確保に成功したようだ。その新鋭アタッカーとは、サントスに所属するカイオ・ジョルジ(19)だ。

伊『calciomercato』によると、ユヴェントスは彼の移籍に関して、選手サイドと個人合意に至ったとのこと。あとはクラブ間の交渉を残すのみで、そちらも移籍する時期についての話題が主になる見通しだという。カイオ・ジョルジとサントスの残り契約期間は2021年いっぱいまで。サントス側は現行契約を全うしたうえでの移籍を望んでいるようで、現地時間21日には同クラブのフェルナンド・ディニス監督も「最低でも彼が12月までプレイしてくれることを願っている」と発言している。

12月まで待てば、カイオ・ジョルジの獲得にかかる移籍金は“ゼロ”。ユヴェントスとしても、待ちの選択は決して悪くないと言えるだろう。即戦力として確保するなら話は別だが、カイオ・ジョルジはまだ19歳。半年待って移籍金が必要なくなるのであれば、そちらを選んだ方が賢いか。

ブラジル国内では、サントス出身の技巧派ドリブラーであることからブラジル代表FWネイマール(現パリ・サンジェルマン)と比較されることも多いカイオ・ジョルジ。優れたテクニックを備える同選手は両足で遜色ないレベルのキック精度を誇り、チャンスメイカーとフィニッシャーの役割を同時にこなすことができる。力強さとスピード感を兼備するドリブルも魅力的で、フットサル仕込みの細かなボールタッチも併せた突破は19歳のそれとは思えないほど滑らか。うまく対応することができれば、移籍直後から活躍することも決して不可能ではないだろう。

そう遠くない未来にユヴェントスへやって来ることが濃厚なブラジルの新鋭アタッカー。はたして、カイオ・ジョルジはイタリアでどんなプレイを披露してくれるのだろうか。ネイマールばりの華麗なドリブルを、アリアンツ・スタジアムで披露するときが今から楽しみだ。