プレイスキックではプレミアトップクラスの精度を誇る

昨季は一時上位に名を連ねるも、好調を維持できなかったサウサンプトン。結果は15位と悔しい成績でシーズンを終えることになった。オフシーズンにはダニー・イングスがアストン・ヴィラへ、ヤニク・ヴェステルゴー、ライアン・バートランドがレスター・シティへ移籍しており、3名の主力を放出することになった。選手補強に関しては、ブレストからロマン・プロー、チェルシーからティノ・リヴラメント、ブラックバーンからアダム・アームストロングといった若い選手を獲得し、世代交代に乗り出している。

そんな中で最も重要な選手であるMFジェイムズ・ウォード・プラウズとの契約延長を行えたことは今夏最大の補強といっていい。8歳からこのクラブに在籍する彼は今までチームを支えてきた主力であり、彼の中盤からのチャンスメイクはセインツの武器であった。しかし、オフシーズンにはアストン・ヴィラから引き抜きの噂もあり、心配の声が多かった。満を持して新たに5年契約を交わし、満了となれば31歳までセインツでプレイすることになる。

このようにチームのエースが残留し、一安心なセインツだが、チームの状況はそこまで良くない。昨季はウォード・プラウズの相方であるオリオル・ロメウ離脱から中盤の安定感が失われ、攻撃で良さを見せられていない。今夏の補強を見てもボランチに新戦力の獲得はなく、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の手腕が試されることになる。

ウォード・プラウズ本人も守備力の強化など改善できる点はあり、クラブに忠誠を誓う彼の活躍に期待したい。