3度目のアタランタ加入

アタランタは24日、チェルシーからイタリア代表DFダビデ・ザッパコスタを獲得したと発表した。移籍情報サイト『transfermarkt』によると、契約期間は2025年6月までの4年間とのことだ。

現在29歳のザッパコスタは、2017年夏にトリノからチェルシーへ移籍。加入1年目の2017-18シーズンは公式戦38試合に出場したが、翌シーズンは同17試合と出場機会に恵まれず。2019-20シーズンはローマへ、2020-21シーズンはジェノアへレンタル移籍。昨季は序盤戦こそ怪我で出場機会が少なかったが、中盤戦以降は主力として活躍し、セリエA25試合に出場して4ゴール2アシストを記録していた。

そして、これまでアタランタにも2度(2011-12、2014-15)在籍しており、今回で自身3度目の加入となったザッパコスタ。欧州で注目を集めつつあるガスペリーニ・アタランタへの加入は初めてだが、これまでの2度の経験は間違いなく生きてくるはずだ。

また、ザッパコスタは縦への推進力が武器で、類稀なるスピードの持ち主。元スペイン代表FWペドロ(現ラツィオ)がチェルシー時代に「ウイリアンやカンテなど、チームには多くのスピードスターがいるけど、100m走ならおそらくザッパコスタが勝つね」と絶賛するほどだ。素早いトランジションから前に出ていく力が求められるガスペリーニ・アタランタでは、ザッパコスタの能力や才能は存分に生かされ、今季輝きを放つのではないか。

ザッパコスタの主戦場となるであろうウイングバックは、アタランタにとってキーとなるポジションの一つ。今夏に開催されたEURO2020で脚光を浴びたドイツ代表DFロビン・ゴセンスやデンマーク代表DFヨアキム・メーレといった実力者たちが揃っている。ただ、昨季公式戦30試合に出場していたオランダ代表DFハンス・ハテブールが負傷離脱中ということもあり、選手層の厚さがやや不安視されていた。両サイドをこなせるザッパコスタの加入は、この問題も解消してくれるだろう。