鎌田や南野にも奮起してもらいたいが

ワールドカップアジア最終予選で何とか中国に勝利し、勝ち点3を獲得した日本代表。オマーン戦の敗戦は悔やまれるが、切り替えて10月のサウジアラビア戦、オーストラリア戦を戦う必要がある。彼らは2連勝でこの代表ウィークを終えており、日本が突破を決める上位2チームに入るには、負けられない戦いだ。

しかし、不安要素は多い。特に攻撃陣に関しては中国戦でアシストを記録した伊東純也にイエローカードが提示されており、累積でサウジアラビア戦には出られない。彼の個での突破は日本の一つの武器となっており、伊東の欠場は痛い。

そこで期待できるのは久保建英だが、問題は彼以外に期待できる選手が少なすぎることだ。相手としても大迫勇也を封じれば、日本の攻撃力が半減することは知っているだろう。サウジアラビアもオマーンのような対策を講じるはずだ。そうなれば日本の攻撃陣は苦しくなる。中国戦では相手のプレッシャーが少なかったにも関わらず攻めあぐねており、結局は1点しか取れていない。

では、堂安律と久保のコンビはどうだろうか。先日行われた東京五輪では右サイドに堂安、トップ下に久保の並びが鉄板であり、彼らはアタッキングサードで違いを見せていた。また、堂安は中央よりにポジションを取ることが多く、右サイドバックの酒井宏樹や室屋成のような頻繁にオーバーラップを見せる選手との相性が良い。中国戦では伊東がサイドに張るため、室屋が使えるスペースがなく、戸惑っているように見えた。堂安が起用されることでこういった細かい部分が改善されるだろう。

中国戦では出場の無かった堂安だが、オマーン戦では久保と連携を見せており、サウジアラビア戦では彼らのような若い力に頼る必要がありそうだ。