10位以内に入ることも難しい

昨季と比べ、非常に活発的な動きが見られた今夏の移籍市場。特に財政面で余裕のあるプレミアリーグは多くの移籍を成立されており、マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュやチェルシーのロメル・ルカクのように約100億円を超えた契約も少なくない。

しかし、噂はされていたものの、結局は合意に至らなかった選手も多く存在する。ウルブズのルベン・ネベスやレスターのジェイムズ・マディソン、ユーリ・ティーレマンスがその一例だ。彼らはいわゆるマンC、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、チェルシーと昨季のトップ4から関心を寄せられていた選手だが、結局各クラブに残留している。

今後もこのように中堅クラブが主力を留める流れが続けば、プレミアリーグのレベルはより向上するはずだ。マディソン、ティーレマンスを擁するレスターは昨季惜しくも5位でのフィニッシュとなったが、直近の成績を見てもトップ4に割って入れるチームだ。

レスターと比べるとウルブズは少し落ちるが、彼らも上位を目指せるクラブであることは間違いない。他にもデクラン・ライスを擁するウェストハムや、パトリック・バンフォードやハフィーニャが在籍するリーズも侮れない。

18-19シーズンではリヴァプールとトッテナムが、20-21シーズンではチェルシーとマンチェスター・シティがファイナル進出するなど、CLで好成績を残しているプレミア勢。積極的な補強が戦力向上の要因だと言えるが、前述した中堅クラブが戦力を維持することで競争力が生まれ、よりレベルの高いリーグへと成長しているのだろう。