重要な一戦で8名もの選手が欠場

11日、セリエA第3節でナポリとユヴェントスが対戦する。王座奪還を目指すユヴェントスにとっては、踏ん張りどころとなりそうだ。

なぜなら、少しでも浮上のきっかけを掴みたいこの重要な一戦で、ユヴェントスは8名もの選手を欠くことになってしまったからだ。新体制の中心である10番のFWパウロ・ディバラを筆頭に、DFアレックス・サンドロ、DFダニーロ、MFロドリゴ・ベンタンクールといった南米勢の代表活動からの復帰が試合近々になるため、ナポリ戦は招集外に。さらに、一足先に合流予定だったDFフアン・クアドラードも胃腸炎を発症してしまったため、チームに合流できず、この一戦を欠場することが決まった。

また、MFアルトゥールとFWカイオ・ジョルジとともに負傷離脱していたMFアーロン・ラムジーが怪我から復帰を果たした一方で、敗れはしたものの第2節エンポリ戦で奮闘していたFWフェデリコ・キエーザが代表活動で負傷。大事には至らなかったようだが、リスクを回避するためにトリノに残ることとなった。

多くの選手を欠いて敵地ナポリ戦に臨むこととなってしまったユヴェントス。ましてや、開幕戦からここまで2試合白星なしと出遅れ、本調子とは程遠いこの時期にだ。まだまだシーズンは始まったばかりだが、ユヴェントスは早くも今季最大のピンチを迎えているといっても過言ではないかもしれない。

ただ逆に言えば、ここまであまり出場機会を得られていなかった選手や若手にとっては、この状況は大きなチャンスでもある。まだまだスタメンが固定されないこの時期に結果を残せば、一気に指揮官の評価を高め、今後の出場機会が大きく増える可能性もあるだろう。しかもその相手が、ナポリという強豪クラブであるならば尚更だ。そのため、大きな期待を背負い、今夏に加入した新戦力のMFマヌエル・ロカテッリや、2シーズンぶりに復帰を果たし、先日の代表活動で結果を残していた好調なFWモイーズ・キーン、昨季の汚名返上に燃えているであろうMFフェデリコ・ベルナルデスキあたりは、特にこの試合にかける思いは強いのではないか。

チーム力が試されるユヴェントスだが、開幕2連勝のナポリを相手にどんな戦いを見せるか、指揮官の采配を含めて注目が集まる。もしこのナポリ戦を勝利で乗り越えることができれば、一気に勢いに乗るかもしれない。


なお、ナポリ戦の招集メンバーは以下の通り

GK:シュチェスニー、ピンソーリョ、ペリン
DF:デ・シリオ、キエッリーニ、デ・リフト、ペッレグリーニ、ボヌッチ、ルガーニ、デ・ヴィンテル
MF:ラムジー、マッケニー、ベルナルデスキ、ラビオ、ロカテッリ、クルゼフスキ、ミレッティ
FW:モラタ、キーン、ソウレ