プレイスタイルは“A・ゴメス風”

これまでセリエAでは数多くのアルゼンチン出身選手がプレイしてきた。現在もMFパウロ・ディバラ(ユヴェントス)やFWラウタロ・マルティネス(インテル)といった選手を筆頭に、同国出身のプレイヤーは数多くイタリアで存在感を発揮している。

そんなセリエAだが、同リーグにまた新たなアルゼンチン産の才能が上陸を果たそうとしているようだ。伊『Corriere dello Sport』によると、イタリアの複数有力クラブが来冬もしくは来夏に争奪戦を繰り広げる可能性が高まっているヤングタレントがいるという。

そのヤングタレントとは、CAコロン(アルゼンチン1部)に所属するU-20アルゼンチン代表MFファクンド・ファリアス(19)だ。攻撃的MFを主戦場としてセンターフォワードや左右のウイングもこなす同選手は、現在アルゼンチンで最も有望な若手の一人と目されている。今季はコロンでリーグ戦10試合に出場して3ゴール2アシストを記録しており、まだ19歳ながらトップでの実績も申し分ない。

そのファリアスに熱視線を送っているのは、ユヴェントス、アタランタ、フィオレンティーナの3クラブ。『Corriere dello Sport』によると、コロン側は移籍金1000万ユーロ程度を要求しているとされ、前述した3クラブは現在水面下で交渉を進めているという。

広いプレイエリアで攻撃に変化をつけ、アタッキングサードではラストパスも出せれば自らフィニッシュにも持ち込むことができるファリアス。そのプレイスタイルは、以前アタランタでプレイしていたFWアレハンドロ・ゴメス(現セビージャ)に近しいものがある。現地でもA・ゴメスと比較する声は多く、その将来には大きな期待をかけられている逸材だ。イタリアのサッカーに馴染むことさえできれば、活躍するポテンシャルは備えていると言っていいだろう。

複数のイタリアクラブが確保に動くアルゼンチンの新星。はたして、この若き才能を確保するのはどのクラブか。移籍が決まるのはもう少し先の話となるが、争奪戦の行方には要注目だ。