このまま成長すれば来季にはスクデットも

セリエAで名将完全復活となるか。ジョゼ・モウリーニョを指揮官に迎えたローマが好調だ。

リーグ戦では開幕から3連勝と見事なスタートを切っており、ヨーロッパリーグのプレイオフも含めるならモウリーニョ就任から公式戦6連勝だ。

まだ評価を下すには早すぎるが、新天地での仕事を6連勝でスタートさせるのはモウリーニョの監督キャリアでも初のことだ。

チェルシー第一次政権、インテルでも最初の6試合は5勝1分スタートとなっており、近年指揮したマンチェスター・ユナイテッドは4勝2敗、トッテナムでも同じく4勝2敗のスタートだった。

戦力的にローマを今季のスクデット候補に推す声は多くなかったが、モウリーニョ就任から良い空気が流れているのは間違いない。

モウリーニョ好みな大型FWタミー・エイブラハムも早々に得点を記録し、MFロレンツォ・ペッレグリーニやニコロ・ザニオーロなどテクニシャンも揃う。クセ者集団となるだけのポテンシャルは備えており、来季には本格的にスクデット候補となる可能性がある。

スペイン『MARCA』もモウリーニョがスペシャルなものをローマに持ち込んだとロケットスタートを称えているが、MFペッレグリーニもその効果について次のように語っている。

「モウリーニョが来てから、ローマでは感じていなかった感覚があるんだ。僕たちが何かを勝ち取るにはこれを継続しないとね」

モウリーニョにとっては久々のセリエA挑戦だが、イタリアにはインテルで3冠を達成した良い記憶がある。セリエAの環境が合っていると考えることもでき、近年怪しくなっていた名将の評価を取り戻すシーズンとしてほしいところだ。