来夏の獲得に向けて調整中?

今夏、延べ1億5000万ポンドもの移籍金を投じて大補強を敢行したアーセナル。その大補強で獲得した日本代表DF冨安健洋やベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガといった選手たちは、ここまでその金額に見合った活躍を披露しているといっていいだろう。もちろん判断するのはまだ時期尚早だが、ファンも現時点では大補強を敢行した甲斐があったと感じているはずだ。

しかし、そんな大勝負に出た今夏のアーセナルだが、彼らは来夏も積極的に動くのか。英『Daily Mirror』によると、同クラブはベルギーで活躍するドリブラーの獲得に早くも照準を定めているようだ。

その選手とは、クラブ・ブルージュに所属するオランダ代表FWノア・ラング(22)。昨年10月にアヤックスからクラブ・ブルージュに加入すると、移籍初年度でベルギーリーグの最優秀若手選手に選ばれた同選手。左右のウイングを主戦場としながら、2020-21シーズンはリーグ戦で14ゴール8アシストの大活躍を披露している。

今季もその存在感は大きく、ここまでのリーグ戦8試合で3ゴール4アシスト。先日行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のパリ・サンジェルマン戦でも、格上相手の一戦ながら同選手は印象的なパフォーマンスを披露した。一瞬の緩急で相手を置き去りにするリズミカルなドリブルは欧州でも屈指のレベルにあると言ってよく、そのプレイスタイルや風貌はブラジル代表FWネイマールを想起させる部分がある。

そんな“オランダのネイマール”ともいうべきラングを狙っているとされるアーセナル。一人ひとりのクオリティは高いものの選択肢がそれほど多くなかったサイドアタッカーのポジションに、優秀な若手を補強するのは確かに悪くない手と言えるだろう。『Daily Mirror』によると、来夏獲得する際に発生するとされるラングの移籍金は2000万ポンド程度。若手の宝庫であるベルギーリーグでも別格の才能なだけに、この金額であればバーゲン価格とも言えるか。

ガナーズが狙う“オランダのネイマール”。果たして、ラングは来季プレミアに殴り込みをかけることとなるのだろうか。その動向は今後もチェックしたいところだ。