コンスタントにゴールを決め続けるレフティー

チェルシーのロメル・ルカクにマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドらを筆頭として、2021-22シーズンも各クラブに実力十分なストライカーが揃ったイングランド・プレミアリーグ。昨季はトッテナムのハリー・ケインが得点王を獲得したが、今季その勢力図はどのように変わっていくのだろうか。今から誰がトップスコアラーとなるのかを楽しみにしている人は多いだろう。

しかし、そんな予測不可能なレースを抜け出すのはこの男なのか。活躍に期待がかかるストライカーは多いものの、得点王獲得に期待をかけたいのはリヴァプールに所属するモハメド・サラーだ。2017-18シーズンと2018-19シーズンにも最多得点のタイトルを獲得しているレフティーが、今季は以前にも増す勢いで躍動している。

2021-22シーズン、これまで出場したリーグ戦5試合で早くも4ゴールを挙げているサラー。この4ゴールという数字は、第5節終了時点でマンUのMFブルーノ・フェルナンデスやウェストハム・ユナイテッドのFWマイケル・アントニオと並んでリーグ最多となっている。

これだけ見ればまだ先のことはわからないが、サラーは積み上げた4得点がそれぞれ別の試合というのが興味深い。長いシーズンで得点王争いに絡んでいくうえで、コンスタントにゴールを決められるというのは非常に大事な要素。どんな相手に対しても巡ってきたチャンスを確実に仕留めているという点で、今季のサラーにはとりわけ目を見張るものがあると言っていいだろう。ほかの選手も素晴らしい活躍を披露しているのだが、現時点でレースを抜け出しそうなのはリヴァプールのレフティーか。

もちろん、リーグ戦はまだ5試合を終えたばかりで得点王を予想するには時期尚早と言えるかもしれない。しかし、それでも今季のサラーには例年以上の守備意識の高さなど、昨季とは一味違う雰囲気が感じられる。この意識を継続できればハイプレスから相手のボールを奪ってそのままゴールというパターンも増えるはずだが、はたして2021-22シーズンの彼はシーズン終了時にその得点数をどこまで伸ばしてくるか。2シーズンぶりの得点王獲得には大きな期待がかかる。