左サイドは固定か

昨季のCLファイナルの再戦となったプレミアリーグ第6節。マンチェスター・シティ対チェルシーの一戦は1-0でマンCが勝利を掴んだ。ガブリエウ・ジェズスのシュートがディフレクションしてゴールネットを揺らしており、ラッキーな形ではあったがチェルシーの堅守をこじ開ける形となった。

そんな試合で活躍したのはMFジャック・グリーリッシュだ。今夏の移籍市場でアストン・ヴィラから約152億円の移籍金で加入したイングランド代表MF。高額すぎるとの声もあったが、チェルシー戦では素晴らしいパフォーマンスを披露している。

[4-3-3]の左ウイングで先発となったグリーリッシュ。対峙するリース・ジェイムズが怪我で途中交代となると、代わってマークに付いたセサル・アスピリクエタを圧倒。ドリブルやパスで好機を演出している。ドリブルが止められることもあるものの、ボールロストすることなくコーナーキックやファウルを貰うなどセットプレイに繋げており、マンCとしては左サイドが武器となっていた。また、コンパクトな振りから枠内シュートを放つ技術に長けており、GKエドゥアール・メンディのビッグセーブがなかったらゴールは決まっていたか。更に動き出しも上手く、クロスからチャンスを創出した。

そんなグリーリッシュだが、今までなかった左サイドからの攻撃を一人で完結させることができる選手だ。以前まではラヒーム・スターリングがこのポジジョンを務めていたが、ドリブルのパターンが読まれており、CLファイナルでは簡単に対応されていた。しかし、この試合では前述した通りグリーリッシュが左サイドから相手を苦しめており、チェルシーとしても前回とは違う難しさはあっただろう。

既に左サイドでは不動の地位を築いているグリーリッシュ。この試合では得点に関与することはなかったものの、自らの約152億円の価値を示したか。