アンフィールドでの2年は消化不良

今からちょうど2年前。2019年の10月2日のアンフィールドを覚えているだろうか。

リヴァプールとザルツブルクがチャンピオンズリーグにて4-3の打ち合いを演じた日だ。

あの日アンフィールドにて主役の1人だったのは、当時ザルツブルクでプレイしていた日本代表FW南野拓実だ。

あの活躍からリヴァプールが南野に目をつけたわけだが、もう2年の月日が経ってしまった。

南野にとってリヴァプール行きは超がつくビッグなステップアップだったが、この2年の収穫はあまり多くない。プレミアリーグの舞台を経験できているのはプラスだが、リヴァプールでは出番を確保できない日々が続いているのだ。

日本のファンの中には2年前のようにアンフィールドを沸かせる南野の姿に期待していた人も多いだろうが、やはりリヴァプールの競争は激しい。

この2年の間にMFカーティス・ジョーンズ、さらにはブラックバーンへのレンタル移籍で結果を出したハーヴェイ・エリオット(負傷離脱中)ら若い才能が登場し、バイエルンからはMFチアゴ・アルカンタラも加入。前線にはディオゴ・ジョタまでやってきた。

南野は彼らとのポジション争いに敗れたところがあり、この2年は思うようにプレイできていない。

欧州5大リーグ挑戦はザルツブルク時代からの悲願だったはずだが、リヴァプール行きは正しい決断だったのか。日本人選手がアンフィールドを混乱させた伝説の試合から2年。想像とは違ったキャリアとなってしまったか。