ターゲットを見定めておく必要がある

ここまでは好調をキープしているマンチェスター・シティ。序盤戦最大の山場であったチェルシー、パリ・サンジェルマン、リヴァプールとの3連戦を無事乗り切ることに成功しており、次の対強豪戦は11月のマンチェスター・ユナイテッドとのダービーだ。それまではいわゆる格下との試合が続くことになり、ここでの取りこぼしは致命的となるため気を付けたい。

そんなマンCだが、現状の戦力状況は極めて良いといえる。スランプ気味だったラヒーム・スターリングも不良債権にならず、9番として徐々にパフォーマンスを向上させており、今後に期待できる。放出の噂があったベルナルド・シウバも素晴らしい活躍でチームをけん引しており、移籍できなかったことからくる不満もないようだ。

しかし、補強ポイントも少なからずあるだろう。英『Manchester Evening News』でも今年の夏に埋めることが出来なかったポジションとして左サイドバックとアンカーの補強が必要だと報じている。

実際に左SBに関してはジョアン・カンセロとオレクサンドル・ジンチェンコの2人で回しているが、カンセロは本来右SBであり、新しい人材をチームに加入させる必要がある。タイプでいえばカイル・ウォーカーのようなアスリートタイプを獲得するべきか。先日のリヴァプール戦では左からモハメド・サラーに崩されており、守備を得意としないカンセロは苦労していた。その点右はウォーカーの安定感が素晴らしく、サディオ・マネの侵入を防いでいる。噂ではベンフィカのアレハンドロ・グリマルドが挙がっているが、獲得はあるのか。

アンカーに関してはフェルナンジーニョの去就が不透明であり、彼の36歳という年齢を考えれば補強は必須か。現状ではロドリが好調でありそこまで心配なポジションではないが、明確なターゲットがいない点が少し心配か。若手には先日のカラバオ杯でデビューしたロメオ・ラビアがいるが、まだ17歳と若くロドリと2人でローテーションするのは不安要素が大きすぎる。

重要な2つのポジションに加え、今季の成績次第ではストライカーも必要となるマンC。どのポジションも非常に重要であり、来夏の移籍市場に向けて今季は忙しくなりそうだ。