代表の方でも存在感

フランス代表が新たに手にした左の翼。それがミランで成長した24歳DFテオ・エルナンデスだ。

2018年のワールドカップ・ロシア大会を制したフランスには兄のリュカ・エルナンデス、レアル・マドリードのフェルランド・メンディなど優秀な左サイドバックが揃うが、攻撃力ではテオが上だ。

テオの場合はウイングバックで攻撃に専念させた方が脅威となり、フランス代表の方では早くも今月行われたネーションズリーグ準決勝・ベルギー戦で貴重な決勝点を記録した。左サイドにもたらされる攻撃の厚みは過去のフランスが持っていなかったオプションだ。

テオはレアル・マドリードでこそマルセロの牙城を崩せず苦戦したが、現在所属するミランでは攻撃性が開花。元より爆発的なスピードは評価されていただけに、その才能がミランで開花した格好だ。

今では移籍情報サイト『Transfermarkt』の市場評価額が5000万ユーロにまで上昇。伊『Gazzetta dello Sport』もミランがテオを守り抜けるかと今後のオファー殺到を予期している。

攻撃がサイドバックのすべてではないが、テオがワールドクラスと評価され始めているのは間違いない。攻撃力では現世界トップクラスのはずで、今月のネーションズリーグ制覇によりますます注目される存在となりそうだ。