判断は難しい

今夏の移籍市場ではラファエル・ヴァラン、ジェイドン・サンチョ、クリスティアーノ・ロナウドを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。サンチョはまだその実力を発揮しきれていないが、ヴァランは後方から安定感を生み出しており、補強は成功だったようだ。しかし、ここまでのリーグ戦では4勝2分2敗と既に4試合を落としており、6位と上位から離されてしまっている。更に次節リヴァプール戦からトッテナム、マンチェスター・シティといった上位勢との連戦を控えており、今後に不安が募るばかりだ。

このように状況が良くないマンUだが、指揮官であるオーレ・グンナー・スールシャールの首も危ない。英『FourFourTwo』では次に解任される指揮官の解任予想を行っており、ニューカッスルのスティーブ・ブルースが大本命だったが、既に解任されている。スールシャールはスパーズの指揮官であるヌーノ・エスピリト・サント、レスターのブレンダン・ロジャーズに次ぐ3番手だが、ヌーノは今季就任した監督であり、開幕からまだ約2ヵ月しか経っていない状況での解任は現実的ではない。だが、スールシャールは違う。2018年の途中から指揮を執っており、4季目なのだ。

赤い悪魔としては昨季のプレミア王者のマンCや欧州王者のチェルシー、リヴァプールらに追い付きたいと考えているようだが、この3クラブの指揮官は戦術家としてもモチベーターとしても優秀であり、スールシャールとは明確な差が存在する。攻撃は選手任せにせず、守備では全選手にプレスのタスクを課しコントロールしている。

今年の7月にスールシャールとの契約を延長したマンU。アレックス・ファーガソンが退任し、その後の暗黒時代を照らしたのがスールシャールだが、今後も彼を信頼しても良いのだろうか。