優秀なFWだ

日本サッカー協会はアジア最終予選に臨む27名の日本代表を発表した。課題となっている得点力不足を改善すべく怪我明けの大迫勇也、好調の三笘薫、伊東純也、古橋亨梧、オーストラリア戦でヒーローとなった浅野拓磨、国内組から前田大然、上田綺世が選出されており、彼らのゴールに期待が掛かる。

しかし、ボックス内で強さを見せる絶対的な9番の不在が気になる。以前までは大迫がこの役割をこなしていたのだが、年齢による衰えなのかパフォーマンス低下が気になる。今回も怪我明けでの招集であり、彼に期待するのは酷か。セルティックでは得点を量産している古橋も代表ではクラブのような活躍は見せられていない。サムライブルーでは左ウイングのような個での突破を求められるポジションで起用されており、本来の実力を発揮できていないのが現状だ。

得点を取るためにも重要なセンターフォワードだが、Jリーグにはまさに理想像ともいえる選手がいる。川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアンだ。2019年に加入して以降絶対的な得点源として川崎に貢献しているレアンドロ。188cmと日本人にはなかなかないサイズを持ちつつ、高い足元のスキル、スペースを生み出す動き出し、守備での貢献度とまさに完璧な万能FWだ。川崎でも彼のポストプレイで時間が作れるため、後方の選手が裏へ抜け出し自慢の攻撃力を作り出している。

彼を日本代表に招集するのは不可能だが、彼に近い存在であればシント・トロイデンの鈴木優磨の名前が挙がる。182cmとレアンドロほどのサイズはないが、ボックス内での強さやポストプレイなど魅力的な武器を多く持っており、昨季はベルギーリーグで17ゴールを決めている。現在は怪我で離脱しているが、復帰となればサムライブルー招集もあるのか。

大迫の不調で定まっていない絶対的な9番。岡崎慎司がこのポジションでゴールを奪ったように森保ジャパンにも点の取れるセンターフォワードが必要だ。