攻撃陣を補強したい

直近のプレミアでは3連勝を収め、好調をキープしているアーセナル。今夏の移籍市場で加わった選手たちの躍動で守備は安定しており、前節ワトフォード戦ではクリーンシートを達成している。次節はプレミアの優勝候補であるリヴァプールとの対戦が予定されており、4連勝を目指したい。

このように順調に勝ち星を積み重ねているガナーズだが、ニコラ・ペペのコンディションがイマイチ上がらない。

フランスのリールで頭角を現し、約94億円の高額な移籍金でアーセナルに加入したコートジボワール代表FW。サイドを主戦場とするドリブラーであり、昨季はリーグ戦で10ゴールとアーセナル加入後初の二桁得点を記録している。

しかし、今季の評価は良くない。サイドでポジジョンの被るブカヨ・サカのパフォーマンス向上もあって出場機会を得られておらず、出場した試合でもボールロストの多さから安定感を欠いてしまっている。昨季の得点力も今季は見られておらず、現状では控えとなっている。

英『football.london』によればクラブはペペの売却を検討しているようで、その売却益をもとに新たなアタッカー獲得を目指していると報じている。候補にはユヴェントスのデヤン・クルゼフスキとクラブ・ブルージュのノア・ラングの名前が挙がっている。

どちらも有望な選手であり、冬での引き抜きを考えればクルゼフスキの可能性が高い。優秀な選手だが今季は途中出場が多く、クラブがフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチを獲得する際のトレード候補に挙がるなど、クラブでの立場が安定していない。

このようにイタリアでは自身の居場所を確立できていないスウェーデン代表FWだが、その実力は確かだ。186cmとサイズのある選手だが、巧みな足技からのドリブルを得意としており、狭いエリアでの打開が見込める。更に守備ではプレスをサボらない選手であり、前線に置いても計算が立つ選手だ。問題はその移籍金だが、ペペの売却次第か。

今夏の移籍市場では後方を整備し、今冬では前線にテコ入れをしたいと考えているアーセナル。クルゼフスキ、ラング共に優秀な若手であり、どちらかがチームに加わることになるか。