イングランド、ドイツをも上回ったのは

2021年の1年間で最も多くのゴールを挙げた代表チームはどこだろうか。

例えば日本代表の場合、ワールドカップ・アジア予選を中心に12試合で42ゴールを記録。これは2次予選でモンゴル、ミャンマー相手に大勝したことが大きく影響しているのだが、42ゴールという数字は2021年では世界で6番目に多い数字だった。

その他の順位を見てみると、以下のようになる(数字は『Transfermarkt』より)。

10位:ベルギー代表(17戦39ゴール)

9位:パナマ代表(19戦40ゴール)

8位:アルジェリア代表(11戦40ゴール)

7位:イングランド代表(11戦41ゴール)

6位:日本代表(12戦42ゴール)

来年のW杯でも見たい攻撃集団

5位:アメリカ代表(21戦43ゴール)

4位:デンマーク代表(17戦45ゴール)

3位:オランダ代表(16戦46ゴール)

2位:ドイツ代表(16戦50ゴール)

1位:カナダ代表(19戦55ゴール)



この結果に驚いた人もいるだろう。試合数に多少の差があるとはいえ、1位は何と北中米のカナダ代表だ。

バイエルンでは左サイドバックを務めることが多いアルフォンソ・デイビス、リールでゴールを量産するFWジョナサン・デイビッドを中心に、現在のカナダはカタール大会出場へ爆進中なのだ。17日にはメキシコをも2-1で撃破し、北中米カリブ海予選で首位に浮上。唯一の無敗チームとなっている。彼らの強さは紛れもなく本物なのだ。

EURO2020ではベスト16で姿を消しながら、オランダも得点数を伸ばしてきた。欧州予選ではイングランド(39ゴール)、ドイツ(36ゴール)に次いで多い33ゴールを挙げており、無事にワールドカップ出場権も獲得。名将ルイ・ファン・ハールの下、カタールでの躍進に期待がかる。

EURO2020でベスト4に入ったデンマーク代表も欧州予選では30ゴールと攻撃陣が躍動。やや予選の終盤に力を抜いたところはあったが、カタールの地でも十分に上位を狙える戦力だ。現代表はデンマーク史に残る強さと言える。

一方で現在の日本は得点力不足が指摘されており、本来であればアジア最終予選でも効率よくゴールを決めておきたかった。それが出来ていればこのランキングでも1位になっていた可能性はある。ベトナム、中国といった相手に大量点を奪えていないのは残念か。このランキングに入りながら、実は得点力不足という課題を抱えてしまっている。