決断は早いほうがよい

今季プレミアのタイトルを争うとされていたリヴァプール、マンチェスター・シティに大敗を喫してしまったマンチェスター・ユナイテッド。オーレ・グンナー・スールシャール監督の解任が囁かれているが、クラブ側はまだその時ではないと続投を支持しているようだ。

今季開幕前に契約延長をした手前首を切れないのか、この判断には少し疑問が残る。トッテナム戦で見つけた[3-5-2]もシティに完全に攻略されており、肝心のクリスティアーノ・ロナウドの使い方も見つかっていない。また、選手から監督への求心力低下も気になる。ジェシー・リンガードやドニー・ファン・デ・ベークのような選手は一定の出場機会を与えられておらず、冬の移籍市場で移籍を検討しているようだ。実力がある選手だけに、監督への不信感が増しても仕方ない。

そこで後任候補として挙がっているのが現レスター・シティ指揮官のブレンダン・ロジャーズだ。英『90min』によればロジャーズ側は既にスールシャールの後任を引き受ける姿勢を見せているようで、マンUがアプローチを仕掛ければすぐにでも決まる監督人事かも知れない。

そんなロジャーズだが、マンUにとってはベストな選択肢だろう。リヴァプールやレスターでプレミアクラブを率いた経験もあり、戦術家として知られている。レスターでは4バックと3バックを使い分けており、ボールを保持する戦い方、カウンター中心の戦術と今のマンUをより現代的に成長させることができる。また、若手の起用に積極的であり、選手の適性を見極めることに長けている。リンガードやファン・デ・ベークのような出場機会に恵まれない選手の復活も考えられる。

このように優良物件の可能性が高いロジャーズ。マンUとしてはここでの監督交代が効果的に思えるが、果たしてレスター指揮官の赤い悪魔入りはあるのか。