アントワープ戦に先発出場

シント・トロイデンはジュピラー・プロ・リーグ第15節でアントワープと対戦して、2-1と勝利した。この試合にスタメン出場した林大地は、先制点となる今季2点目のゴールを決めて勝利に貢献する。

鈴木優磨と2トップを組んだ林。31分には橋岡大樹の素早い出足からパスカットすると、右サイドからのグラウンダーのボールにダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。林は完全にフリーとなっており、落ち着いてゴール左に流し込んだ。

光ったのは林の状況判断である。同選手は味方選手がボールを奪ってカウンターへとつなげると、一度は下がってボールを受けようとする。しかし彼をマークしていた相手が中盤の選手に食いつくのを見るや、あえて動かないことで完全にフリーになった。

ボールが右サイドへ展開されると、林も前線へ一気に加速して中央のスペースを突く。絶妙なクロスが林の足元に来たことで、フィニッシュもフリーで決めることができた。一度は下がって起点になる選択を行なった同選手だが、自身がフリーになれると判断すると選択を切り替え、前へ飛び出して好機を得点までつなげていった。

東京オリンピックの前線で身体を張って前線の起点となっており、フィジカル面が注目されている。それでもベルギーの地で後ろだけでなく前を向いてプレイすることで、さらに自身の価値を上げているのだ。ゴールに繋がった冷静な状況判断は、林にとっても大きな武器となるだろう。