5大リーグ最多の9度のクリーンシート

21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節で、バレンシアをホームへ迎え入れたレアル・ソシエダ。後半半ばに退場者を出すアクシデントに見舞われたが、最後まで堅守を披露し、スコアレスドローで勝ち点「1」を手にした。この結果、ソシエダは、首位の座をレアルに明け渡してしまったものの、14試合消化してわずか1つの黒星と(8勝5分1敗の2位)、好調はキープ。着実に勝ち点を積み上げている。

FWミケル・オヤルサバルのブレイク、百戦錬磨のMFダビド・シルバや期待の若手であるFWアレクサンデル・イサクの加入など、ソシエダは近年、どちらかといえば攻撃陣に注目が集まりがちだったように思う。しかし、今季は守備陣が奮闘。開幕節でバルセロナを相手に4失点の完敗(2-4)を喫したものの、その後は粘り強い守備を披露。経験豊富なDFナチョ・モンレアルを怪我で欠く中、10月のリーグ月間MVPにも輝いたDFロビン・ル・ノルマンらを中心に奮闘しており、第2節以降の13試合ではわずか失点「6」に抑えてるのだ。

リーグが異なるため、一概にはいえないかもしれない。ただ、今のソシエダは欧州屈指の堅守と言っていいかもしれない。実際、データサイト『opta』によると、ソシエダは今季、リーグ戦で9度のクリーンシートを記録しているが、欧州5大リーグで最多だという。

昨季は中盤戦で失速してしまったが、今季はこの堅守を、この好調を最後まで維持したい。もし維持できれば、2012-13シーズン以来のトップ4フィニッシュ、いや、リーグ制覇も夢ではないかもしれない。近年勢いが増しているソシエダの今後の戦いにも注目だ。