DFとしてはどちらへ仕掛けてくるか読みづらい

サディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノの鉄板3トップに割って入り、リヴァプールをさらなる攻撃集団に変えたのがFWディオゴ・ジョタだ。

ウォルバーハンプトンからやってきたジョタは、フィルミーノよりもストライカー色の強い選手だ。とはいえ、ここまで活躍すると予想していたリヴァプールサポーターは少なかったのではないか。

特長的なのは、左右両足の使い方だ。先日4-1で勝利したエヴァートン戦でもジョタは華麗な抜け出しからゴールを奪っているが、右利きながらジョタはこのプレイをすべて左足でおこなっている。抜け出しからフィニッシュまで文句のつけようもないパーフェクトな動きだった。

ジョタがいかに左右両足を使っているのかはデータが示していて、ジョタはプレミアリーグでデビューしてから右足で85本、左足で86本のシュートを打っている(『WhoScored』より)。ほぼ同じ本数となっており、ジョタが利き足でのシュートにこだわっていないことが分かる。

相手DFとしては厄介で、どちらに抜け出してくるか読みづらい。エヴァートン戦の一撃も普通の右利きFWならば中へ反転して右足を振り抜くのが一般的だが、左足を使えるジョタは縦へ持ち出して相手DFの裏を取ることができた。やはり両足を使えることは大きなアドバンテージになる。

ポルトガル代表の方でもフェルナンド・サントス監督の信頼を得ており、クリスティアーノ・ロナウドと一緒にスタメンへ入ることも多い。リヴァプール移籍から一気に花開いた印象だ。

ヘディングも苦手にしているわけではなく、ジョタはゴールを奪う武器をいくつも備えている。リヴァプールの前線をローテーションさせるうえでも、ジョタの獲得は極めて大きな補強だったと言えそうだ。