気になる逸材だ

新監督にラルフ・ラングニックが就任したことで生まれ変わったマンチェスター・ユナイテッド。特に前線からの守備が整備されたことで後方の安定感も生まれており、さっそく指揮官交代で良い影響がチームに出ている。

そんなマンUだが、フランスで活躍するヤング・スターに目を向けているようだ。

英『Manchester Evening News』によればレンヌで活躍するFWカマルディーン・スレマナ(19)がターゲットになっているとのこと。今季からレンヌでプレイしているスレマナ。10代の選手ではあるが、ブラック・スターズの愛称で知られるガーナ代表の一員であり、今冬に行われる予定のアフリカネーションズカップでの活躍次第ではさらに注目される可能性も高い。

昨季はデンマークのノアシェランでプレイしており、5大リーグ初挑戦だが、既に4ゴール2アシストとリーグ・アンに適応している。報道によるとデンマーク時代からマンUは興味を寄せていたようが、5大リーグでの経験のない選手に1500万ポンド(日本円にして約22億5461万円)の移籍金を支払うのはギャンブル性が高すぎるため手を引いたようだ。が、フランスでの活躍もあり、実力が証明されたことで今後は本腰を入れて獲得を目指すと見られている。

左サイドを主戦場とするドリブラータイプのスレマナ。テクニックとスピードを生かした突破を得意としており、直近で先発となったリール戦では3回、ロリアン戦では4回のドリブルを成功させている。試合ごとのドリブル数も2.9回とチームトップであり、ベルギー代表でも活躍したチームメイトのジェレミー・ドクの1.8回を大きく上回る数字になっている。チームに加入することになれば、左サイドからドリブルでの崩しがチームの武器となるだろう。

しかし、サイドアタッカーは今のマンUでは人員過多気味だ。サイドは違うがジェイドン・サンチョは監督交代後重宝されており、ブルーノ・フェルナンデスも左での起用が目立つ。若手に目を向ければアントニー・エランガやアマドゥ・ディアロも以前のヤング・ボーイズ戦ではサイドでピッチに立っている。放出候補ではあるが、アントニー・マルシャルやジェシー・リンガードもこのポジションであり、スレマナが割って入れるかは微妙といえる。

スレマナ自体は非常に優秀な選手だが、前述したように現チームに選手の数が多く、人員整理が終われば獲得の話も現実味を帯びてくるか(データは『WhoScored.com』より)。