ワンタッチでのゴールは見事であった

カラバオ杯準々決勝が行われ、アーセナルはサンダーランドと対戦。4-1で快勝を収めており、次のステージに駒を進めている。22歳のエディ・エンケティアがハットトリックを達成し、勝利に貢献してみせた。

アーセナルアカデミー出身のエンケティアは2017年にトップチームデビューを果たしている。19-20シーズンにはリーズ・ユナイテッドへ武者修行に出されたが、大きくブレイクすることもなく、今季もリーグ戦では38分の出場しかない。

スピードを生かした裏への抜け出しとボックス内でのポジショニングを武器に戦うストライカーであるエンケティア。今季はカップ戦要員であり、前述したカラバオ杯では既に3試合に出場している。

サンダーランド戦でのゴールは見事であった。1点目はこぼれ球を押し込み、2点目はヌーノ・タヴァレスのクロスに、3点目はニコラ・ペペのクロスにワンタッチで合わせてゴールを決めている。守備でもタックル成功数5回と奮闘しており、守備にも貢献できるFWとして躍動していた(データは『WhoScored.com』より)。

トップチームではピエール・エメリク・オバメヤンが練習に参加しておらず、CFの主な戦力がアレクサンドル・ラカゼットのみとなっている。エンケティアにとってチャンスではあるが、本人は退団を希望しており、英『Daily Mail』によれば既にクラブ側に意思を伝えたとのこと。

そのラカゼットも今季までの契約となっており、アーセナルは今後ストライカー不足で苦しくなるか。来夏の移籍市場でフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチのような頼れる9番タイプを獲得できればよいが、補強できる保証はない。このことからもエンケティアはチームに必要な戦力であるといえるが、放出が既定路線なのは変わらないのだろうか。