神戸戦では見事なゴールを決めたハマのGTR

リーグタイトルには手が届かなかったが、総得点83点とリーグトップの数字を残して2021年シーズンを終えた横浜F・マリノス。優勝した川崎フロンターレを超える数字であり、現在日本で最も攻撃力のあるチームとなっている。特にレアンドロ・ダミアンと共に得点王となった前田大然やマルコス・ジュニオール、レオ・セアラ、エウベルのブラジルトリオからなる攻撃陣は驚異的であり、来季も期待したい。

そんな中、今季は2ゴールに終わってしまったのがFW仲川輝人だ。

専修大学を経て2015年にクラブに加わった仲川。その後は町田ゼルビアやアビスパ福岡へのローン移籍で実力を伸ばし、2018年にトップチームに戻り、翌年はマルコスと共にリーグ得点王に輝いている。その後日本代表にも招集され、10番を背負うなど期待されたが、怪我もあり昨季は先発10試合の出場に留まっている。

今季は怪我もなく万全の状態で迎えたわけだが、リーグ戦では不完全燃焼に終わったか。やはり、好調の前田やブラジルトリオの壁は厚く、先発は18試合となっている。とはいえ、シーズン終盤は復調の気配を見せた。自身の武器であるスピードと裏抜けへのタイミングは抜群であり、シュートレンジの広さにも磨きがかかっていた。第37節での神戸戦では見事なミドルシュートを沈めており、来季にも期待がかかる。

また、前田のセルティック移籍が決まればウイングの枠が空くことになる。宮市亮やエウベルといった強力なライバルはいるが、2019年に得点王に輝いた実力を来季は見せられることになるのだろうか。