若手たちの活躍が止まらない

現在アーセナルが抱える若手選手たちは、伝説のマンチェスター・ユナイテッド1992年組に匹敵する存在になるのではないか。

マンUの92年組とは、アレックス・ファーガソン氏が指揮していた際にアカデミーから出てきたデイビッド・ベッカム、ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ニッキー・バット、ネビル兄弟らのことだ。

今のアーセナルが抱える若手は全員がアカデミー出身というわけではないが、期待感はかなり大きい。先日のサンダーランドとのリーグ杯・準々決勝では22歳のFWエディ・エンケティアがハットトリックの活躍を披露しており、エンケティアの残留を願っているサポーターも多いはず。

さらにサンダーランド戦では18歳のMFチャーリー・パティーノまで途中出場から得点を記録。クラブのアカデミーで育った特大の才能と期待されている若者で、パティーノまで成長すればとんでもない若手軍団が完成するかもしれない。

マンUではベッカムやギグスが歴史を作った

今季の快進撃にはクラブOBポール・マーソン氏も次のように語っている。

「今のアーセナルでは若い選手たちが優れたパフォーマンスを見せている。エンケティアが入り、サイドにはブカヨ・サカにスミス・ロウ、あるいはマルティネッリを入れ、スミス・ロウの位置を下げることもできる。これらの若者たちは次の5〜7年にかけてクラブの中心になれるだろうし、NEXTマンチェスター・ユナイテッドとなるかもしれない」(『BBC』より)。

ベッカムやギグスといった選手たちはその後のマンUに大きな成功をもたらすことになり、プレミアリーグはもちろんチャンピオンズリーグも制覇してみせた。

果たして現在アーセナルが抱える若手選手たちは将来的にクラブを欧州の頂点へ導くのか。まずは今後数年にわたって今の主力をキープしていくことが条件となるが、全員が残った場合には1つの歴史を作れるかもしれない。