攻守でチームに貢献できる22歳

はたして、フランスの若き中盤戦士は2021-22シーズン後半戦にどこでプレイすることとなるのだろうか。マルセイユに所属するMFブバカル・カマラを巡り、今冬のマーケットでは大争奪戦が繰り広げられる予感がしてきた。

今年11月に22歳を迎え、現在ではすっかりマルセイユの中盤に定着しているカマラ。鋭い出足のタックルに加えて攻撃時にはビルドアップの起点としても機能する同選手は、リーグ・アンでも屈指の評価を受けるMFとなっている。今季ここまでのマルセイユはリーグ最少となる15失点を誇っているが、そのなかにおけるカマラの貢献度は高い。

そんなカマラだが、マルセイユとの現行契約は今季限り。仏『FootMercato』によると、同選手はクラブから提示された契約延長オファーも拒否しているようで、今冬の退団は確実視されている。その移籍金も1200万ユーロ(約15億5000万延)程度になる見込みとのことで、中盤に優秀な人材が欲しいクラブとしては獲得に向けて願ってもない状況となっている。

そういったなかで、カマラの獲得に名乗りを挙げているとされるのはマンチェスター・ユナイテッドやACミランをはじめとして複数の4大リーグクラブ。現在はマンUがレースを一歩リードしていようだが、ミランもここから本腰を入れて彼の獲得交渉を開始すると伊『calciomercato』が伝えている。

また、さらなる対抗馬としては先日サウジアラビア系ファンドによるクラブの買収が発表されたニューカッスル・ユナイテッドの名前も。マンUやミランと比べれば現時点でのクラブブランドは物足りないだろうが、同クラブが給与面で好条件のオファーを提示することとなれば、カマラがマグパイズ行きを選択しても決しておかしくはないだろう。

大幅なステップアップを目指すのであればマンU、ブランドも重視しながら他選手との競争率も重視するのであればミラン、収入を第一に考えるのであればニューカッスル。現時点での状況を整理しつつ、カマラの行き先を推測するならばこのような構図になるか。本人が何を第一に考えているかによって、この獲得レースをリードするクラブは大きく変わってきそうだ。

今冬移籍市場を賑わす存在として注目が集まってきたカマラだが、はたして彼は21-22シーズンの後半戦をどのクラブで過ごすこととなるのだろうか。もしかすると、今回紹介した3クラブ以外にも虎視眈々とフランス人MFの確保に迫っているクラブは存在するのかもしない。