2022年は復活の年にしたい

クリスタル・パレスのコナー・ギャラガーやレアル・マドリードに所属する今季のヴィニシウス・ジュニオールのようにサッカー界では一気に自身の格を上げる選手は多い。前述したヴィニシウスはここまでリーガで10得点と、決定力不足を指摘されていた昨季が嘘だったかのように活躍している。その勢いは12月のシーズン中盤まで続いており、ワールドクラスの仲間入りを果たすか。

その逆も多く、一気に自身の価値を落としてしまう選手も少なくない。今季のDFセルヒオ・ラモスはやや影が薄くなってしまっている。

2005年から2021年までスペインの名門レアル・マドリードでプレイしていたラモス。ディフェンスリーダーとしてチームを統率しており、在籍16年で101ゴールとDFとは思えない得点記録を残している。スペイン代表でもクラブ同様に頼れる選手であり、センターバックをランキング付けすれば上位に入るのは間違いないだろう。

しかし、2021年は彼にとって良い1年ではなかった。怪我の影響もあり、レアルではリーガに15試合しか出場できず、EURO2020では招集外となってしまった。

また、今夏の移籍市場では長年在籍したレアルを退団し、フランスの強豪パリ・サンジェルマンへ移籍している。しかし、そこでも怪我で思うようにプレイできず、ようやく手に入れた出場機会もイエローカード2枚を提示され、退場している(第19節ロリアン戦)。彼の迫力あるプレイは魅力の一つだが、久しぶりの出番で空回りしてしまったか。

35歳と大ベテランの領域に差し掛かっているラモス。以前まではいざとなれば頼れる守備者だったが、その頃の姿はもうないのかも知れない