来年はW杯も控えている

FWリオネル・メッシはバルセロナでこそ輝く選手だったのか。それとも、他クラブでも特別な違いを生み出せるのか。パリ・サンジェルマンへ向かった今季はそれが試されるシーズンとなった。

今季前半戦のパフォーマンスを評価するなら、まだ期待に100%応えたとは言えないだろう。チャンスメイクの部分ではさすがと言えるプレイを見せているが、得点数は伸びてこない。

リーグ・アンでの成績は、ここまで11試合プレイして1得点のみ。865分間プレイして1点のみとはバルセロナ時代には考えられないペースで、スペイン『MARCA』もバロンドールを7回も受賞した男のパフォーマンスではないと問題視している。

ただ、まだパリでの生活やスタイルに適応している最中と考えることも出来る。結論を出すのはまだ早いだろう。同メディアも2022年に入ってから本領を発揮し、チームをチャンピオンズリーグ制覇へ導くシナリオが実現する可能性もあると期待をかけている。

パリがメッシ、DFセルヒオ・ラモスらベテランの即戦力を獲得したのも、早期のチャンピオンズリーグ制覇を求めているからだろう。国内リーグでは少々不安定なところもあるが、すでに今季の優勝は見えてきている。後半戦はチャンピオンズリーグのみに集中して戦っていける体制が整っている。

メッシはチャンピオンズリーグ・グループステージで5得点を挙げるなど、欧州の方では結果が出ている。決勝トーナメントではさらに爆発してくれるのか。早い段階で敗退するようなことになれば、バルセロナでしか輝けないとの批判の声も増えてくるかもしれない。

また来年はワールドカップ・カタール大会が控えている。理想のシナリオとしては、やはりクラブで良好な結果を出してから代表チームへ合流したい。アルゼンチン代表の方もパリでメッシがバルセロナ時代の輝きを放ってくれるのか気にしていることだろう。