ケインの二の舞にならなければ良いが

難敵レスターを6-3で粉砕したマンチェスター・シティ。3失点は気になるが、6点を奪うその攻撃力は確かであり、今季のプレミア、CL共に優勝候補の筆頭である。

そんなシティだが、やはり気になるのはストライカーの補強だ。今夏の移籍市場ではトッテナムのハリー・ケインをメインターゲットに据えたが、結局移籍市場の終盤になって破談してしまった。それでも、ここまでの総得点数は50点。欧州主要リーグでこの数字を超えているのは、バイエルン・ミュンヘンの56得点くらいであり、無理にストライカーを加える必要はないといえる。

しかし、クラブとしてはやはり頼れるセンターフォワードを欲しがっているようで、来夏の移籍市場では9番タイプの選手を加えたいと考えているという。

英『Manchester Evening News』によればそのターゲットはボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドのようだ。報道では来夏の移籍市場でノルウェー代表FW獲得のために全力を尽くすといわれており、そのためであれば選手放出もいとわないとのこと。実際に直近ではフェラン・トーレスの売却がほぼ完了しており、公式の発表を待つだけになっている。また、スポルティング・リスボンのペドロ・ポロやシャルケの板倉滉といったローン移籍している選手もハーランド獲得の予算とするために、完全移籍での売却を進めたいとクラブは考えているようで、一気に人員整理が進むかもしれない。

シティにハーランドが加われば、現状の攻撃力がさらに上がることになる。特にノルウェー代表FWの高さを生かしたクロス攻撃はより効果的なパターンとなり、止められるクラブはほぼいないだろう。ビッグイヤー獲得もより現実的な話となり、シティのクラブとしての格も上がることになる。しかし、ケイン獲得失敗の前例もあるため、早めに交渉を進めるべきか。