ブンデスリーガではスタイルを変えながら生き残ってきた

浦和レッズでプレイしていた頃はサイドから仕掛けまくる細身なテクニシャンというイメージだったが、ドイツでのプレイを続ける中で日本代表MF原口元気は変わった。

思い描いていたようなキャリアではないかもしれないが、原口はファイト溢れるプレイスタイルを継続してドイツで生き残ってきたのだ。それは今季よりプレイするウニオン・ベルリンでも変わっていない。

独『Bild』によると、クラブのレジェンドであるオラフ・セイアー氏は今季前半戦のチームMVPに原口の名前を挙げる。

「彼はチームと上手く調和している。彼は信じられないほど優れたサッカーセンスを備えている。中盤のトップパフォーマーだよ。サッカー選手が必要とする多くの要素を備えている。彼はファイトできて、汚い仕事ができるんだ。彼は良い貢献をしているよ」

アシストの方は4つ決めているが、原口はまだ今季ブンデスリーガでゴールを決めていない。しかし、中盤で原口はFWタイウォ・アウォニイと並んでチームトップとなる325回のスプリント数を記録している。この運動量こそ原口が求められている理由だ(データはブンデスリーガ公式より)。

日本人離れしたスプリントと運動量、細身ながらしつこくファイトできる熱いスタイルはウニオン・ベルリンのような中堅クラブには欠かせない。

後半戦に付け加えるものがあるとすれば、ゴールのみだろう。今の貢献度を維持したまま得点部分に絡めれば、原口の評価はさらにアップする。それは来年のワールドカップへ原口の自信にも繋がるはずで、原口はカタール大会まで走り続けてくれることだろう。