まだワールドクラスにはなれていないか

2016年2月に鮮烈なデビューを飾ってから約6年。当時10代だったマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードも24歳と中堅世代に入ろうとしているが、ここまでの6年間をどう評価すべきだろうか。

身体能力や強烈なキックなど、魅力あるアタッカーなのは間違いない。ただ、ワールドクラスと呼べるところまで成長したかは微妙なところ。まだ好不調の波が激しいところもあり、マンUでも定位置を確保しているとは言えない。

今季はリーグ戦10試合で2得点1アシストの成績に留まっているが、厳しい評価を下したのは英『Sport365』だ。

「ラッシュフォードは24歳時点のウェイン・ルーニーやライアン・ギグス、ベッカム、ナニ、クリスティアーノ・ロナウドらマンUの先輩選手たちのレベルに届いているか。Noだ。今のアーセナルやチェルシー、マンチェスター・シティ、リヴァプール、トッテナムでスタメンを獲得できるか。Noだ。2021年のパフォーマンスならばフィットするのはワトフォード、サウサンプトン、ノリッジ・シティ、ブライトンといったクラブだ。彼はNEXTテオ・ウォルコットのようだ」

ウォルコットも10代の頃より注目されていたスピードスターで、アーセナルでの将来が期待されていた。しかし、ワールドクラスと呼べるレベルまでは届かなかった印象だ。怪我もあり、32歳となった今はサウサンプトンでプレイしている。

果たしてラッシュフォードはマンUでルーニーやロナウドのようなレジェンドとなっていけるのか。アーセナル時代のウォルコットもそうだったが、ビッグクラブでは続々と優秀なアタッカーがやってくる。今夏のマンUにもロナウド、ジェイドン・サンチョが加わり、若いメイソン・グリーンウッドも成長してきた。ラッシュフォードはこの競争に打ち勝っていかなければならない。

今はラッシュフォードのスタメンが約束されている状況ではなく、確固たる地位を築くにはゴールなど分かりやすい結果が欲しい。ポテンシャルは抜群のはずだが、ラッシュフォードはマンU攻撃陣で真の主役になれるだろうか。