イタリア&ロシア方面からオファーか

チームでの居場所を失っている中盤戦士は、今冬ドイツの絶対王者から去ることとなるのだろうか。バイエルン・ミュンヘンに加入してから2年半が経過したものの、いまだに存在感を見せつけることができていない男に退団の噂が浮上している。

その男とは、MFミケール・キュイザンス(22)だ。2019年夏のマーケットにて、ボルシアMGから1000万ユーロの移籍金で加入した同選手。大きな期待をかけられてのバイエルン加入だったはずだが、以降の在籍2年半における同選手の出場はわずか13試合にとどまっている。今季もユリアン・ナーゲルスマン監督の信頼は得ることができず、リーグでの出番は途中出場からの1試合のみだ。

そんな状況を受けて、今冬バイエルンはキュイザンスを放出するとの噂が。独『Spox』によると、クラブは彼の態度の悪さも重く見ているようで、冬の移籍市場における退団は秒読み段階となっている。本人は残留を希望しているようだが、もうバイエルンではタイムリミットか。

そういった状況下でキュザンスの新天地候補となっているのは、ヴェネツィア(イタリア)とCSKAモスクワ(ロシア)の2クラブ。独『SportBuzzer』によると、両クラブはいずれもバイエルン加入時と同程度の金額となる1000万ユーロ程度のオファーを提示しているとのこと。一時は獲得に名乗りをあげるクラブが出てこないとも報道されたキュイザンスだが、ここにきて買い手はチラホラと現れ始めたようだ。

もし移籍となればバイエルン所属というブランドを失うキュイザンスだが、出場機会を求める彼にとってヴェネツィアやCSKAモスクワへ向かうのは悪くない選択肢と言えよう。その性格を考えれば、彼に最もフィットするのは自分を中心にチームの戦術を組み立ててくれるチーム。トップクラブでチームの中心となるのは現状難しいと言わざるを得ないだけに、中堅クラブでのびのびとプレイする方が自身の強みを活かすことができるだろう。

その才能は優れたものを備えているが、バイエルンではどうにも突き抜けることができていないキュザインス。キラリと光るプレイを見せることはあるだけに、ここは一度中堅クラブで仕切り直すのが賢明かもしれない。