動向に注目したい

王者マンチェスター・シティ相手に黒星を喫するも、1-2と惜しいところまでいったアーセナル。開幕時に3連敗を喫したチームにあった悪い流れは既になく、プレミア首位シティ相手にも互角以上の戦いを演じられる素晴らしい集団になっている。

そんなアーセナルだが、今後の補強が重要になる。今季はCLやELのような欧州のコンペティションがないため、気にならないが、前述したシティやリヴァプールと比較しても選手層が厚いクラブではない。

特に今後重要となるのは前線の布陣か。点を取るセンターフォワードはアレクサンドル・ラカゼットやピエール・エメリク・オバメヤン、エディ・エンケティア、フォラリン・バログンらがいるものの、頼れるCFは現状ラカゼットだけだ。しかし、そのラカゼットとも今季で契約が終了することになっており、早い段階で後釜をリストアップするべきか。

候補となっているのが、フィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチとレアル・ソシエダのアレクサデル・イサクだ。それぞれ、21歳と22歳の選手であり、非常に若い。今後CFの柱として獲得するのであれば、頼れるストライカーになるのは間違いない。

英『football.london』によればイサクとは最終合意に近づいているといわれており、ヴラホビッチも同様に交渉が進んでいるようだ。セルビア代表FWとはアーセナルからローン移籍でフィオレンティーナに加わっているルーカス・トレイラが交渉に含まれるようで最終的には5500万ユーロで決着が付くといわれている。両取りとなれば2026年まで契約を解除するために必要な7000万ユーロとヴラホビッチ獲得に必要な5500万ユーロ合わせて1億2500万ユーロとなる。

以前まではどちらか片方だと思われていたが、報道によると2枚取りする可能性があるようだ。実際に頼れるラカゼットが放出となれば信頼できるストライカーはゼロになるため、選択肢としては悪くない。問題は夏に1億5680万ポンドを使ったクラブの財政だが、実現するのだろうか。

チームのウィークポイントを2人の実力者の獲得で埋めたいと考えているアルテタ・アーセナル。実現すれば素晴らしい補強となり、シティ、リヴァプール、チェルシーからなるプレミアトップ3に割って入れるか。