セルティックでの活躍は見事だった

セルティックにて日本代表FW古橋亨梧はスコットランド国内リーグの得点王になれるのか。今季開幕からはこの話題が日本でも注目されている。

スコットランド国内リーグの過去数シーズンを振り返ると、昨季はセルティックでプレイしていた現クリスタル・パレスFWオドソンヌ・エドゥアールが18得点で得点王を獲得。2018-19シーズンはレンジャーズFWアルフレッド・モレロスが同じ18得点で得点王を獲得しており、20点ほど奪えば得点王のチャンスが出てくることになる。

今季の古橋の得点ペースならばエドゥアールやモレロスの数字を超えられるのではないかと期待されているわけだが、過去に1人だけ30点以上奪った者がいる。

現在セルティックから同じスコットランドのダンディー・ユナイテッドにレンタル移籍しているFWリー・グリフィスである。

スコットランド国内リーグは2013年より今のスコティッシュ・プレミアシップと名称が変わったのだが、グリフィスは2015-16シーズンに31得点を奪って得点王を獲得。これはリーグの名称が変更されてからは歴代最多の数字なのだ。この数字にはさすがの古橋でも届かないかもしれない(古橋は現在8得点)。

ただ、グリフィスのキャリアはそこから急降下した。現在グリフィスは31歳と、まだ老け込む年齢ではない。しかしなぜか得点王を獲得した次のシーズンには得点数が12点に急減し、そこから2017-18シーズン(9得点)、2018-19シーズン(2得点)、2019-20シーズン(9得点)、2020-21シーズン(6得点)と二桁に届かなくなった。

結果的にグリフィスは今季よりダンディー・ユナイテッドにレンタル移籍することになったのだが、そこでも13試合で2得点しか奪えていない。仮にグリフィスが今も好調ならば、セルティックのエースは古橋ではなくグリフィスだったかもしれない。

スコットランド代表の方でも2020年11月が最後の出場となっており、昨夏のEURO2020には出場していない。

英『Football Scotland』はグリフィスをスコットランドが生んだ代表的な点取り屋の1人と能力を称えるが、現状はダンディー側がレンタルの打ち切りを検討しているという。古橋の活躍もあってセルティックのサポーターはグリフィスのことを忘れかけているかもしれないが、グリフィスにあの31得点を挙げた日の輝きは戻らないのか。