少なくとも週給が高すぎる

今季はオーレ・グンナー・スールシャールから成績不振でラルフ・ラングニックに監督が代わるなど、難しいシーズンを過ごしているマンチェスター・ユナイテッド。クリスティアーノ・ロナウドやラファエル・ヴァランといった実力者を今夏の移籍市場で加えたが、そこまで効果は出ておらず、クラブ関係者は頭を悩ませているだろう。

悩みの種といえばMFポール・ポグバとの今後も早めに決めなければならない。

2016年にユヴェントスから古巣であるマンUに移籍したポグバ。5年契約を結んでおり、今季で契約満了となる。西『MARCA』ではポグバが来夏でのレアル・マドリード行きを希望していると報じており、フリーでの移籍になると予想されたが、マンUはポグバを引き留めに掛かるようだ。

英『The Sun』によれば週給50万ポンドの契約延長のオファーを打診したと報じており、合意となればプレミアで最も稼ぐ選手の一人になるという。

双方の合意があればこれでレアルにタダで獲得されることは避けられるのだが、そこまでしてポグバを引き留める必要があるのか疑問だ。確かに怪我の影響から出場試合数が少ないにも関わらず、9試合で7アシストを記録するなど、能力は高い。

だが、現指揮官であるラルフ・ラングニックが基本とする[4-2-2-2]ではポジションがない。ボランチはフレッジのようなハードワーカータイプが起用され、2列目はサイドアタッカー気質の高いジェイドン・サンチョのような選手が重宝されている。また、ラングニックがやろうとしているサッカーは切り替えが早く走力が求められ、ポグバには向いていない。

もちろん、ラングニックがチームを率いるのは今季までであり、来季からは別の監督が赤い悪魔を指揮することになるのだが、今と同じ状況に陥る可能性はあり、29歳の彼に高いお金を払うのはリスクが大きすぎる。それであれば、噂されているウェストハムのデクラン・ライスやウルブズのルベン・ネベスを獲得するべきだろう。

開幕から素晴らしいスタートを切るも、怪我の影響から存在感の薄いポグバ。チームが苦しい状況であれば復帰の待望論も聞こえてくるはずだが、その声もなく、来季は活躍の場を変えるのがベストか。