浦和のユース出身でもある矢島

昨季はJ2で16位に終わり、J2で残留争いに巻き込まれた大宮アルディージャ。再起を図るため、ガンバ大阪から司令塔の獲得に成功した。

浦和レッズユース出身でトップチームでもプレイした矢島慎也だ。同選手は2012年のルーキーイヤーから浦和で試合に絡むと、2015年に期限付き移籍したファジアーノ岡山で37試合8ゴールと活躍する。

元々はサイドハーフなど2列目でプレイしていた矢島だったが、岡山でボランチへとコンバートされると、彼の足元の技術の高さやパス精度が活かされ司令塔としての才能が開花。翌年も岡山で修行を続けると背番号「10」を背負いチームを6位へ導き、J1昇格プレイオフ決勝を戦うなど大きく成長し、同年に開催されたリオデジャネイロオリンピックにも出場した。

浦和復帰後は活躍できなかったが、2018年からG大阪へ加入すると中盤の司令塔として重宝されてレギュラーを獲得。昨季も26試合2得点を記録するものの、今季は大宮への移籍が決定した。

卓越したパス能力や積極的に前線に顔を出すなど攻撃面で大きな期待が持てる矢島。昨季キャプテンを務めた三門雄大らとボランチのコンビを組むこととなれば、中盤からレジスタとしての役割が求められるだろう。均衡した状況を打開できる彼のパスから得点へとつなぎ、今季はJ1昇格争いへと絡んでいきたい。