昨シーズンは17試合に出場した

昨季のリヴァプールはフィルジル・ファン・ダイクらCBの主力選手が長期の離脱となってしまった。そんなピンチを救った男がナサニエル・フィリップスだ。

昨シーズンはまさかの非常事態にファビーニョなど中盤の選手をDFとして起用していたが、彼らも怪我で離脱してしまうなど苦しい台所事情となった。そんな状況下で昨季まで出場のなかったN・フィリップスを大抜擢し、最終的にはプレミアリーグで17試合に出場。試合での経験を成長に変え、終盤戦には高いパフォーマンスを発揮してプレミア3位へと導いた。

しかし今季は怪我から復帰した主力選手に加え、イブラヒマ・コナテを補強して盤石の体制を整えたチームで出場機会を失っている。英紙『Sky Sports』では1月の移籍市場でN・フィリップスに多くのクラブが関心を示していると報道。リヴァプール側もレンタル移籍を含め、オファーに対しては応じる予定でいると伝えている。

リヴァプールにとっては期限付き移籍での放出がもっとも良い選択かもしれない。現状ではCBとして5番手に甘んじており、ここまで決勝トーナメント進出が確定した後のUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ2試合のみの出場となっている。ここでリヴァプールのサブに座るより、実戦経験を積むことが重要だろう。リヴァプールとしても他クラブで武者修行を続け、現在の主力との世代交代をうまく行うためには経験を積ませる必要がある。将来のディフェンスリーダー候補は、後半戦は他クラブで最終ラインを支える存在になっている可能性もある。