アクシデントをチャンスに変えたい

2022年の冬に予定されているワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選を戦っている日本代表。ここまで6試合を消化してサウジアラビアに続くグループBの2位に付けている。残り4試合が予定されており、好調をキープできれば本大会へのストレートインも現実的だ。

そんなサムライブルーに試練が訪れている。日本代表のキャプテンである吉田麻也(33)が所属クラブであるサンプドリアで負傷し、27日の中国戦と2月1日のサウジアラビア戦を欠場する可能性があるようだ。サンプドリアのクラブ後方によれば太ももの負傷で全治1ヵ月とのこと。

吉田といえばここまで最終予選に全試合出場しているセンターバックであり、ディフェンスリーダーとして後方から森保ジャパンを支えている。そんな選手をこの大事な時期に欠くことになるのは厳しいのだが、日本には優秀な選手が常に準備している。

吉田の代わりにディフェンスリーダーとなるのは冨安健洋(23)だ。初戦オマーン戦こそ出られなかったが、その後は継続して吉田の横に立って相手の攻撃を跳ね返している。アーセナルでの活躍も素晴らしく、まず吉田の代役は彼でいいだろう。

問題は空いた一つの枠だが、ここまでの招集メンバーであれば板倉滉(24)が冨安の横に立つことになるか。ドイツの2部ではあるが、シャルケで3バックの一角として不動の地位を築いている。単純に攻撃を跳ね返す力もそうだが、ビルドアップでの運びに長けており、より日本の攻撃がスムーズになるか。

2人目の候補としてはドイツ、シュツットガルトで活躍している伊藤洋輝(22)の名前が挙がる。板倉と違いフル代表歴のない選手だが、ドイツでの存在感は板倉を上回る。初の海外挑戦だが臆することなくプレイしており、11月には月間での最優秀新人賞を獲得している。日本では貴重なレフティであり、中国戦での抜擢もあり得る。

吉田が欠場し、前述した2選手が起用されることになれば、一気に若返ることになるサムライブルーのCB。板倉と伊藤は以前から代表でのプレイを期待されていた選手であり、冨安と共に20代前半コンビとして中国戦に出場するのはどちらとなるのだろうか。